Solilock

無線機の局部発振回路を外部の正確な信号に同期させる試みです。

Solid LockでSolilockです。


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Solilock-10G Ver2の製作


周波数は以下の通りです。
Solilock-10Gv2には、搭載するVCOの周波数帯域(BAND)により6つのバージョンがあります。
各バージョンの周波数帯域は以下の通りです。

band名 出力周波数帯域(GHz) オマケ出力周波数帯域(GHz) 数量
BAND0 7.8 - 8.7 (15.6 - 17.4) ご希望あれば
BAND1 8.9 - 10.0 4.45 - 5.0 ご希望あれば
BAND2 10.0 - 11.0 5.0 - 5.5 ご希望あれば
BAND3 11.0 - 12.2 5.5 - 6.1 ご希望あれば
BAND4 11.6 - 13.6 5.8 - 6.8 予定なし    
BAND5 13.6 - 14.8 6.8 - 7.4 ご希望あれば

・出力レベルは10dBm+αです。
・オマケ出力の出力レベルは0dB + αです。BAND0のオマケ出力レベルはもっと低くなるかも知れません。
・部品のバラツキのため、周波数帯域は、広くなったり狭くなったりします。
・基準信号は10MHzまたは100MHzです。どちらにするかをご指定ください。性能(CN、スプリアス)の点で100MHzを強くおすすめします。
・お手数ですが、基準信号用のOCXOは各自で入手してください。手持ちで在庫する体力(=財力)がありません。
費用は1台24k円を予定しています。(もう少し安くしたいです) 部品供給メーカーの買収による購入ルートの変更、円安等により、キーパーツの購入金額が大幅に高額になってしまいました。金額は「時価」とさせてください。
・オプションとして、

  (1)約18dBm出力の広帯域ポストアンプ基板(kuhneのミキサなどLoレベルが高い必要があるときに使います) 3.5k円
  (2)100MHzOCXO用PLL基板(100MHzのOCXOにGPSでロックを掛ける) 3.5k円 部品終了のため頒布完了。別の方法を考えています。

  も用意しました。

基板への部品の実装が出来上がりました。基本的に申し込み順に周波数の書き込み、パラメータ、ループフィルタの調整をして発送をします。
もうしばらくお待ちください

製作したものは頒布完了しました。
2015年の春先にまた製作するつもりですので、しばらくお待ちください。

項目 日付 ステータス
キーパーツ
(PLL IC等)
プリント基板
部品手配(半導体等)
部品手配(コネクタ、その他)
実装
Solilock-10G Ver2用コンフィギュレータ ・webに掲載しました。

問い合わせ先は、いつものメールアドレス(jf1wkx@mwac.jpn.org)、または、solilock_info@solilock.comです。(@を@に変更してください。)


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Solilock Ver.1  分周器+位相比較器+ループフィルタ
100MHz台のVCXOは外付けです。
CT1DMK開発のreflockのバリエーションです。
CPLD(プログラム可能なデジタルIC)を使って高速分周器と位相比較器を実現した物です。
Solilock Ver.2 構想段階でポシャリました。
Solilock Ver.3 分周器+位相比較器+ループフィルタ
100MHz台のVCXOは外付けです。
分周器と位相比較器にPLL ICを使い、分周比などの設定用のマイコンを搭載しました。分周比などのデータはマイコン内蔵のフラッシュメモリに記憶しています。このフラッシュメモリのデータはパソコンから書き換え可能ですので、ユーザーが自由にPLLの設定を変更出来ます。
パソコンからのデータ書き換えツール「Solilock Configurator」も公開しています。
Solilock G VCO+分周器+位相比較器+ループフィルタ
7GHzまで動作するように回路を変更したものです。
基板上にVCOを搭載したので、これ1枚で局部発振回路になります。
パソコンからのデータ書き換えツール「Solilock Configurator」も公開しています。
Solilock-10G VCO+逓倍器+分周器+位相比較器+ループフィルタ SolilockGに逓倍器を増設し、8GHz帯〜12GHz帯を出力する物です。
位相雑音も改善しています。
Solilock-24G 実験開始です。

取説 ver0.1aをダウンロードする。

Solilock10G_Ver2 Configuratorをダウンロードする



・Frequencyグループで「出力周波数」、「逓倍数」、「外部基準信号周波数」、「基準信号分周比」をセットしてください。
・ChargePumpグループで、チャージポンプの電流の設定をします。チャージポンプの電流の値でPLLのループゲインを調整します。電流が大きいほどループゲインが高くなります。
  スライドバーの上から「吐き出し電流」「吸い込み電流」「オフセット電流」です。  
  CPadd3.5mAをOn すると吐き出し、吸い込み電流とも3.5mA増えます。
  OffsetDirは吸い込み方向、吐き出し方向を選択します。
  オフセットは0でも大体OKです。

ver1用のSolilockConfiguratorの取説をJE1PYE西川OMが作成してくださりました。


Solilock10G Configuratorをダウンロードする。(Solilock-10G Ver.1用)

こちらもご参照ください。
http://homepage3.nifty.com/katsuma-homepage/